独立とは「個人事業主」になること
独立して個人で仕事を始めると、税法上の分類では「個人事業主」となる。原則的には、税務署へ「開業届」を提出し、所得税の他に所得金額に応じて「事業税」だって支払う。フリーランスと言うと、カタカナだけにどうもイメージが先行するが、本来の業務をこなす以外に「事業主」としての側面がしっかりと加わってきます。だから、“おもいっきり自由に仕事ができる”状況を作り出すには、1人で小さな会社をやるぐらいの気構えと、自立してやっていくだけの力が要求されます。実は、それは仕事のプロになるための基礎知識といえる。これからの時代は、エリート・サラリーマンといえども、先の保証なんて誰もしてくれない。ビジネス社会で生き残っていくには、自立してやっていくだけの力はもはや標準装備!といえるでしょう。
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SOHO・独立の種類
SOHO・独立の種類としては1.特技や技能を生かして(身に付けて)フリーランスになる。2.個人事業として小規模・小資本で事業や商売を始める。3.SOHO・在宅ワーカーになる。の3つが主に個人で独立するメインになります。
独立に必須のビジネススキル
フリーランス・独立・SOHO、継続していくために、必要となるビジネススキルを各項目毎にまとめました。
税金と保険
税金も保険も、サラリーマン時代は会社の人事、総務、経理部が事務処理をやってくれます。給料明細を受取っても、見るのは手取り金額ぐらいで、税金や保険の内容や金額については無関心ではなかったでしょうか。しかし、独立すると、手続きからその支払いまでを、全て自分でやることになります。
自営計画
独立するにあたっては、たとえフリーランスでも「事業計画書」を作成することが必要です。目標年収を設定して、それをクリアするためには、どのように仕事をしていったらよいか、実行プランを立てていきます。
自分を売り込む、営業ツール
独立開業へ向けて、仕事をスタートさせるために準備が必要です。開業後は、本業に専念できるように、事前に、営業ツールや業務ツールを作成して業務体制を整えておくと良いでしょう。