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地震がおこるメカニズムについて

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地震がおこるメカニズムについて

 
地震発生の仕組み
 

地球の表面は、厚さが70〜100kmのプレートと呼ばれる岩の板で覆われています。プレートは全部で十数枚あり、それぞれ別の方向に、毎年数センチずつ動いています。
プレートには大陸プレート海洋プレートがあり、海洋プレートに大陸プレートが引きずられて一緒に沈み込み、だんだん歪んでいきます。やがて、その歪みに耐えられなくなりプレートが陸のプレートがはね上がります。この時地震が発生します。
また、こうした歪みが日本列島の地下に伝わり、今後も活動する可能性がある断層(=活断層)がズレを起こすと内陸部地震が発生します。

 
マグニチュード震度。あなたは違いを答えられますか?
 

地震があった際必ず聞くこの用語。よく聞く用語ですが意味は全く違います。緊急時に備え二つの用語の意味をしっかり理解しましょう。

マグニチュード…地震そのものの規模を表す尺度。また、その数値。通常、震央から100キロ離れた地点にある標準地震計の最大振幅をミクロン単位で測り、その常用対数で表す。マグニチュードが1増加すると、エネルギーは約30倍増加する。

マグニチュードM1未満M1以上、M3未満M3以上、M5未満M5以上、M7未満M7以上
大きさ軽微小地震微小地震小地震中地震大地震

震度…ある場所における地震動の強さの程度を表す階級。震度階。

震度
階級
人の体感・行動屋内の状況屋外の状況
0人は揺れを感じないが、地震計には記録される。
1屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいる。
2屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じる。眠っている人の中には、目を覚ます人もいる。電灯などのつり下げ物が、わずかに揺れる。
3屋内にいるほとんどが、揺れを感じる。歩いている人の中には、揺れを感じる人もいる。眠っている人の大半が、目を覚ます。棚にある食器類が音を立てることがある。電線が少し揺れる。
4ほとんどの人が驚く。歩いている人のほとんどが、揺れを感じる。眠っている人のほとんどが、目を覚ます。電灯などのつり下げ物は大きく揺れ、棚にある食器類は音を立てる。座りの悪い置物が、倒れることがある。電線が大きく揺れる。自動車を運転していて、揺れに気付く人がいる。
5弱大半の人が、恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる。電灯などのつり下げ物は激しく揺れ、棚にある食器類、書棚の本が落ちることがある。座りの悪い置物の大半が倒れる。固定していない家具が移動することがあり、不安定なものは倒れることがある。まれに窓ガラスが割れて落ちることがある。電柱が揺れるのがわかる。道路に被害が生じることがある。
5強大半の人が、物につかまらないと歩くことが難しいなど、行動に支障を感じる。棚にある食器類や書棚の本で、落ちる物が多くなる。テレビが台からおちることがある。固定していない家具が倒れることがある。窓ガラスが割れて落ちることがある。補強されていないブロック塀が崩れることがある。据付けが不十分な自動販売機が倒れることがある。自動車の運転が困難となり、停止する車もある。
6弱立っていることが困難になる。固定していない家具の大半が移動し、倒れるものもある。ドアが開かなくなることがある。壁のタイルや窓ガラスが破損、落下することがある。
6強立っていることはできず、這わないと動くことができない。揺れに翻弄され、動くこともできず、飛ばされることもある。固定していない家具のほとんどが移動し、倒れるものが多くなる。壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する建物が多くなる。補強されていないブロック塀のほとんどが崩れる。
7立っていることはできず、這わないと動くことができない。揺れに翻弄され、動くこともできず、飛ばされることもある。固定していない家具のほとんどが移動したり倒れたりし、飛ぶこともある。壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する建物がさらに多くなる。補強されているブロック塀も破損するものがある。
 
日本は地震大国!
 
日本列島周辺のプレート
 

日本は地震の多い国と言われていますが、それは日本列島のまわりにある4つのプレートがぶつかりあっているからです。とくに東海地震、東南海・南海地震、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震、首都直下地震が間近にせまっていると言われています。

これから起こる可能性がある地震とその予想規模

東海地震M8クラスの地震が100年〜200年間隔で発生。いつ地震が起きてもおかしくないため、24時間態勢で監視。
東南海地震・南海地震M8クラスの地震が100年〜200年間隔で発生。津波による広範囲での被害の恐れ。
日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震日本海溝や千島海溝付近で大小多くの地震が発生。東日本大震災を引き起こした。
首都直下地震M7クラスの直下型地震の恐れ。行政、経済などの首都中枢機能への影響大。
 
津波は近づくほど高くなり、繰り返し襲ってくる
 
津波の特徴
 

津波は水深が深いほど速く移動し、浅くなるにつれて速さが遅くなるかわりに、波は高くなります。水深が深いところではジェット機なみの時速800キロで伝わり、陸上に上がっても人間が全速力で走っても逃げ切れないくらいの時速36キロ(=秒速10メートル)くらいの速さで襲ってきます。
また、波は1回だけでなく、繰り返し襲ってきます。大きな揺れを感じたり、津波警報が発表されたりした時には、すばやく高い場所への避難が必要です。

 

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