タワーマンション賃貸管理・売却日誌
世界のタワーマンション「Bosco Verticale(ボスコ・ヴェルティカーレ
今回は、少し思考を変えて、世界にもある珍しいタワーマンションをご紹介したいと思います。
ご紹介するのは、イタリア・ミラノにある緑豊かな高層住宅群で、ヨーロッパでも有数のエコフレンドリーな建物として知られている「Bosco Verticale(ボスコ・ヴェルティカーレ)」です。イタリア語で「垂直な森」という意味のタワーマンションで名前の通り、緑に包まれたタワーマンションとなっています。
どんなタワーマンション?
高さと規模
Bosco Verticaleは、高さ110m、76mの2つの塔からなる、2つの塔からなる高級住宅群で、地上から27階建てのツインタワーです。2つの塔には、900本以上の樹木、花、低木が植えられているそうです。
建築家について
建築家は、イタリアのステファノ・ボエリ(Stefano Boeri)です。彼は、森のある都市というコンセプトを持ち、世界中の都市にその理念を適用しています。
緑化面積と環境への配慮
約900本の木や2万4000株の植物が植えられており、緑化面積は約1万平方メートルに達していると言われており、建物の断熱性能を高め、省エネルギー設備を採用し、温室効果ガスの排出を低減してた環境にやさしい設計がされています。
また、植えられた樹木や花が、大気中の有害物質を吸収し、空気を浄化する効果があり、都市の気温上昇を抑えることもできるとか。その上、ソーラーパネルを使用し、自然光や風を活用するなどのエネルギー効率の高い設計となっている様です。
風景の美しさ
植えられた樹木や花が、季節によって異なる色や形を見せ、美しい風景を作り出します。また、ビルの外観も緑が豊富で、都市の景観に貢献しています。
写真はメイン画像のあまり詳しい画像ではありませんが、緑化されてツインタワーが聳える風景は圧巻で、見た目にもおしゃれでネイチャーな雰囲気を醸し出しています。また、周辺環境も整備されており、敷地内には公共広場や公園、レストランなどがあります。
気になる価格
平均的な住宅よりも高い傾向にあり、ミラノ市内での1平方メートルあたりの価格は、おおよそ2万ユーロ以上だそうです。
その中でも、このBosco Verticaleには、様々な価格帯の住宅があります。最も高価な住宅は、100万ユーロ以上の価格がつけられているんだそうです。現在の日本円にすると1億5000万以上!?なのだとか。
さすが世界の都心ですね。
エコフレンドリーな住宅建築
Bosco Verticaleは、都市緑化を促進することを目的に、イタリアのミラノにある新しい高層住宅の建設プロジェクトとして設計されました。
具体的には、緑豊かな植生を備えた高層建築物を建設することで、都市生活と自然環境の融合を図り、環境に配慮した持続可能な社会の実現を目指してとのことで、エコフレンドリーな住宅建築の代表格として世界でも注目されていたようです。
また、この建築物内部には専門のメンテナンススタッフが常駐しており、植物の管理を行っている様で、美しく保たれた緑豊かな住環境を維持しているんだそうです。
いかがでしたでしょうか?今回は「世界のタワーマンション」という視点で、イタリアの珍しいツインタワーマンション「Bosco Verticale(ボスコ・ヴェルティカーレ)」をご紹介してみました。たまにはこういった企画も面白いですね。
弊社では、タワーマンションの賃貸管理からお部屋探し・購入や売却査定・住み替え等、随時ご相談も承っております。
あらゆる不動産に関することをサポートができるため、ぜひ、お気軽にご相談ください。