タワーマンション賃貸管理・売却日誌
タワーマンション投資のメリット・デメリット
タワーマンション投資は、一般的な不動産投資とは異なる特徴を持っています。そのため、一般的な不動産投資の感覚でタワーマンション投資を行うと、利回りが低く失敗するリスクが高くなるという話を聞いたことはありませんか?
しかしタワーマンション投資は動く金額が大きく、適切な知識や戦略などコツを掴めば大きな利益を生み出す可能性もあります。今回は、そんなタワーマンション投資で失敗しないために知っておきたいポイントをご紹介します。
タワーマンション投資のメリット
投資のメリットといえば、主に収入面と今後の展望についてではないでしょうか?
またタワーマンションは通常、プロの管理会社によって管理されます。そのため、投資家は自身で管理に関わる必要がなく、労力を削減できる点もポイントになります。
空室リスクが低く、賃貸経営に強い
人気の高いタワーマンションは、入居者が決まりやすく、賃貸に強い投資用物件と言えます。
賃貸経営を行う上で、家賃収入がゼロとなる空室は最大のリスクのため、空室リスクが低い点においては、タワーマンション投資の大きなメリットとなります。
適切な入居率やテナントの維持に努めれば、長期的な収入源となるでしょう。
資産価値が下がりにくく、売却に強い
タワーマンションは、駅直結などの便利な立地や豪華な共用施設、最新の耐震構造やセキュリティ設備など、すべてにおいてワンランク上の高級仕様を特徴としています。
そのため、人気も高く、将来にわたって資産価値の低下が少ないのが特徴です。
さらに、売却時には購入時とほぼ同等の価格で売却することができるか、購入時の価格を上回る可能性も高くなっています。
タワーマンション投資のデメリット
タワーマンション投資には、一般の不動産投資とは異なるデメリットが存在します。
デメリットをしっかりと理解しておくことは、タワーマンション投資において失敗を避けるための重要なポイントです。
イニシャルコストが高い
タワーマンションは一般的に5000万円以上の高額物件が多く、一般のマンションに比べて購入費用が高い傾向があります。そのため、タワーマンション投資を始める際の初期費用はかなり高くなることがあります。
十分な資金を持っていない場合などは、投資用のタワーマンションを購入するために銀行からローンを組むことが必要になります。空室が発生すると、家賃が入ってこないだけでなく、銀行へのローン返済も重なり、自己資金を使うことにもなりかねません。
ランニングコストが高い
タワーマンションは、豪華な共有施設や特殊な高速エレベーター、非常用設備などが充実した建物です。そのため、タワーマンションの管理費や修繕積立金は一般的なマンションの1.5倍程度と言われており、比較的高額になります。
また、築10〜15年ごとに行われる大規模修繕の際には、一時的に多額の費用が発生する可能性もあります。
タワーマンションの管理費や修繕費は、オーナーが負担するコストとなります。
このように、タワーマンション投資のデメリットの一つは、高いランニングコストがかかることです。
利回りが低い
タワーマンションは人気のある物件であり、入居率も高く、高めの家賃設定により家賃収入を増やすことができます。資産価値もなかなか下がらないため、売却時に大きな利益を得ることができるという特徴もあります。
しかし、タワーマンション投資には、取得時の初期費用や管理費、修繕積立金などのランニングコストが高いなどのデメリットが挙げられます。
銀行へのローン返済や管理費などのコストを考慮すると、家賃収入などはあまり期待できません。
実際、一般的なマンション投資の利回りは3〜5%と言われていますが、タワーマンション投資の場合は2%程度で利回り相場が低めとされています。タワーマンション投資で大きな利益を得るためには、売却時の譲渡益に期待する方が良いでしょう。
今回は、タワーマンション投資のメリット・デメリットについてご紹介しました。
お持ちのマンションの現状や目的を明確化することで、ご自身にあった投資方法を見つけられるのではないでしょうか?
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