タワーマンション賃貸管理・売却日誌
タワーマンションならではの騒音とは?

高層階ならではの騒音
タワーマンションの場合、静かすぎて騒音がきになってしまうこともあります。暗騒音が少ない環境では、音が聞こえやすくなったり、無意識に音を探してしまったりします。特に廊下など住戸の外が静かなため、隣接住戸からのちょっとした音が気になり、人によっては騒音と感じてしまうケースもあります。
<騒音例>
・車の音
・緊急車両のサイレン
・飛行機などの音
・風切り音
車や飛行機の音
階層の多いタワーマンションは、どの階層に住むかによって騒音やその感じ方が変わってきます。特に高層階はに音を遮る障害物がないため、遠方で発生した音が低層階以上に聞こえてしまう可能性があります。
またタワーマンションは車通りの多いエリアに建てられることも多いため、道路を走る車のクラクションや緊急車両のサイレンなどがうるさく感じられてしまうケースもあります。高層階では飛行機のジェット音が近くに聞こえるため、航空ルートに入っている場合は気になってしまう可能性も多くあります。
風による騒音
ビル風などの風による騒音です。 上空の強い風が直接建物に当たることになるので、『風切り音』が発生します。風切り音は、窓のサッシを調整したり、窓やドアの隙間をテープで埋めることで防げる場合があります。
騒音に悩まされないためのタワーマンション選びのポイント
建物の防音性は、物件のつくりや状態によっても異な李ますが、事前にチェック・確認しておくことで回避できる騒音もあります。内覧時などにチェックすべきポイントについて解説します。
線路や高速道路など周辺環境に注意する
線路沿いや高速道路沿いの場合、騒音が気になる可能性があります。 特に、タワーマンションは駅近の好立地にあることが多いため、近くに高速や線路がある場合は、内覧時によりしっかりと騒音がないか確認するのが良いでしょう。
また、このような立地に建てられたマンションは、窓ガラスが二重になっているなど騒音対策がされていることも多くあります。
床の厚さと素材を意識する
階下や階上との遮音性は、床の状態によって異なります。床の厚さや素材については、売主もしくは仲介会社の担当者に確認すれば調べてもらえるので、気になる場合は事前に聞いておくといいでしょう。
床の厚さ
床の厚みについては、「スラブ厚」と呼ばれるコンクリートの厚さを確認しましょう。構造によっても基準は異なりますが、 スラブ厚が200mm~250mmくらいあった方が良く、200mm以下だと床は薄いとされ、音が響きやすくなることがあります。 また、中に穴を開けた「ボイドスラブ工法」と呼ばれる工法の場合、250mm~300mmが標準的で、これ以上の厚さの床を選ぶようにしましょう。 床の厚さがしっかりしていれば、足音などの音も響きにくくなります。
床の素材
素材については使用されているフローリングの種類によって音の響きやすさが変わります。 「遮音フローリング」と呼ばれる音が響きにくいフローリングを使っているマンションが多いです。 この防音性能は、L値という値で示されて、L-40、もしくはL-45のものが好ましく、L-◯の表記は数字が小さいほど優れています。また、L-50、L-55だとスラブ厚によって上の階の音が気になりやすくなります。
| 遮音性 | L値 | 椅子の移動音や落下音 | 生活音・プライバシーなど |
|---|---|---|---|
![]() | L-40 | ほとんど聞こえない | 気兼ねなく生活できる |
| L-45 | 小さく聞こえる | 少し気を付ける | |
| L-50 | ナイフを落とすと聞こえる | やや注意が必要 | |
| L-55 | スリッパでも聞こえる | 注視すれば問題なし | |
| L-60 | はしを落とすと聞こえる | お互いに我慢できる |
壁の遮音等級に注目する
壁がコンクリートなら防音性能は優れていますが、タワーマンションは軽量化のために、コンクリートが使われないこともあります。その場合は、「乾式壁」という吸音材を石膏ボードで挟んだ仕組み壁が使われています。この乾式壁は、軽くて、コンクリート壁に匹敵する防音性能を誇っていると言われていますが、乾式壁の中でもメーカーによって遮音性能も違います。
また遮音性能は、実際に計測された「TLD値」という値でどれだけの遮音ができるかが判定されます。「TLD値」はD-◯と表示され、騒音に悩みたくない場合は、D-55以上のものがおすすめです。
排気口からの音
念のために、室内の排気口から音が入ってこないかという点も確認しておきましょう。窓を閉めた状態でも外の音が聞こえてくる場合は、窓や玄関ドアではなく、排気口からの音が原因の可能性も考えられます。
マンションの住人の口コミを確認してみる
「マンションノート」などマンションの口コミを見れるサイトで、住民の騒音に対する書き込みがないか、チェックしてみるのもポイントです。騒音だけでなく、周辺環境や住み心地など実際の声を聞くことができます。
今回は、タワーマンション選びで押さえておきたいポイントをご紹介しました。
不動産管理や売却について、不満や疑問点・お困りごとがある場合は、お気軽にご相談ください。
















