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ひとり暮らしの部屋選び -STEP2-

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不動産お役立ち情報『ひとり暮らしの部屋選び -STEP2-』

お部屋探しが初めての人は、経験がないだけに何をどうしたらいいのか迷いますよね。気に入る物件に出合うまでには、たくさんの手順やチェックが必要です。 いろんな情報を集めるだけでなく、不動産会社を訪問したり契約書を交わしたりといった、ちょっぴり緊張しそうなことも。 そこで、お部屋探しの際のポイントを整理して、便利なチェックシートも作りました。このマニュアルとチェックシートを活用しながら、行動開始です!

-STEP2- ライフスタイル別のこだわり

どのような暮らしをしたいかは、人それぞれです。だからこそ、自分で考えなくてはなりません。まずは、住みたい部屋についての希望条件を明確にすることから始めましょう。その際、3つのポイントで整理すると分かりやすくなります。3つのポイントとは、お金、場所、間取りや広さなどの3つです。

学生の場合
お金学生の場合、3つのPの中で最優先は「Price」の家賃かもしれません。生活費は、仕送りとアルバイト収入?それとも奨学金?限られた予算の中で、最大のパフォーマンスをとるには、家賃の目安を設定すること。上限家賃をもとに、希望家賃を計算し、予算内でもっとも自分の希望を叶える部屋を探してください。
場所立地条件はいかがでしょうか。学校に近い所かそれともアルバイト先に近い所でしょうか。 学校に近いと、朝の時間にゆとりができますし、夜も遅くまで勉強や部活など学校にいる時間を長くとることが可能です。アルバイト先に近いことも選択のポイントとなるかもしれませんが、思いがけず短期バイトで終わったりすると次のバイト先との距離が問題となります。自分のライフスタイルをイメージし、どの場所に自宅があるとよいかを検討しましょう。
間取り・広さ部屋の中はどうでしょうか。自宅でしっかりと勉強したいのであれば、狭すぎず、広すぎず、居心地の良さを確認して選ぶと安心です。勉強に集中するには、周囲の音なども気を付けたいポイントです。逆に、寝るだけの部屋であれば、最低限の広さを確保して家賃を抑え、その分のお金を貯金するプランも選択肢の一つです。
新社会人の場合
お金社会人一年生で初めての一人暮らしとなれば、お金の管理は大変重要です。給与の手取り額を把握し、水道光熱費、通信費、食費、交際費などの生活費を把握して、無理のない家賃を試算してください。収入と同額を支出してしまうのでは、将来のためによくありません。毎月、貯蓄ができるよう、家賃の設定と生活費の管理が重要です。毎月の収入と支出、収支(収入−支出)を記録していきましょう。例えば、毎月の手取りが20万円、生活費等の支出が8万円であれば、収支は12万円。この収支の中から、将来のための貯金に2万円、趣味に2万円、すると家賃等に充てられるのは8万円です。将来のための貯蓄をするには、住居費プランニングが欠かせません。
場所通勤は毎日のこと。ストレスを少なくし、快適な通勤時間を確保するためにも、場所選びは重要です。職場に距離が近いところ、距離はあるが通勤時間が短いところ、通勤時間は長いが、始発駅で座って通勤できて乗換が少ないところ…など、考え方はいろいろです。自分の考える通勤ストレスフリーの状態を意識した場所選びをしてください。
間取り・広さ新入社員は、気を遣うことが多く、自宅は思いっきりくつろげる空間になればハッピーではないでしょうか。部屋の中のどの部分が充実していれば、自分がくつろげるかを考えます。寝ている時が幸せならば、寝室の条件を重視する。バスタイムが極上のひと時ならば、バスルームを意識して選んでください。音楽に包まれて暮らしたいのならば、オーディオセットと一体になれる広めのワンルームもよいかもしれません。音響効果や隣室のことも意識したいですね。また、車やオートバイが趣味であれば、ガレージの条件が大切でしょうし、アウトドアが好きであれば、大型の物入れがあると便利です。
女性の場合
お金やっと親元を離れて自立し、念願の一人暮らしをスタートする人も多いことと思います。お金に関してのポイントは、社会人一年生と同じく、収支の範囲で家賃を設定することです。すでにライフスタイルやお金の使い方に自分のパターンがあれば、それらを基本に組み立てていきましょう。実家からの独立であれば、これまで意識しなくて済んだ水道光熱費等を自分で支払う必要があり、これらに家賃の支払いが加わります。家賃は、給与の何割内という考え方ではなく、収入から水道光熱費、通信費、被服費、光熱費等、住居費を除いた生活費を引き算して収支計算し、その範囲内で設定してください。収入が同額の同僚がいても、支出額が異なれば収支は異なり、家賃等に充てられる金額も異なります。大切なのは、あなた自身の収支です。
場所女性の場合は、住みやすさとともに、安心、安全を意識してください。「この部屋がいいなぁ」と思ったら、契約する前に夜間の見学をお勧めします。夜道は暗くないか。人通りはどうか。24時間のコンビニや遅くまでやっているスーパーはあるか、などです。ご自身の帰宅時間の平日に見学にいくことをお勧めします。さらに、ご近所となる住人や管理人の情報も確認しておくと安心です。マンションやアパートなど、万が一の場合は、管理人さんやご近所さんが頼りとなります。自分が暮らしている場面を想像して、選んでください。
間取り・広さプランについても、セキュリティシステムがどうなっているかを確認して安心・安全を意識して選びましょう。レディースマンションのようなところだとセキュリティがしっかりしていて安心かもしれません。その一方で、レディースマンションは女性ばかりだとわかってしまうので一般住宅でよい、という考え方もあります。 間取りについては、お料理が趣味なのでキッチン重視、コスメがたくさんあるので洗面室が大切、洋服や靴を無理なく収納できるクローゼットやシューズボックスにこだわりたいなど、あなたがどのような一人暮らしをイメージしているのかが大切です。自分の希望条件をピックアップし、それらの諸条件を満たす部屋を現地で見たり聞いたりと五感をフルに使って探してください。
納得いく部屋選びのためのポイント

お金:家賃は家計収支から考えよう
場所:自分にとっての利便性・安全性を重視しよう
間取り・広さ:自分にとっての快適性を優先しよう

 
確認ポイント
学生お金:仕送りやアルバイト収入の範囲内? 場所:学校に近い?アルバイト先に近い? 間取り・広さ:勉強に集中できる空間?趣味の部屋?
新社会人お金:収入と生活を把握した無理のない家賃? 場所:職場に近い?通勤時間が短い?座って通える? 間取り・広さ:寝に帰るだけなのでこだわらない?くつろげる空間を重視?
女性お金:これまでの家計収支を参考にした適切な家賃? 場所:夜道は暗くない?人通りは? 間取り・広さ:レディースマンション?オートロック?

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