タワーマンション賃貸管理・売却日誌
タワーマンションにまつわるウソ?本当?(音問題編)
タワーマンションという存在は、多くの人々の憧れであり、都会的な生活を象徴する存在でもあります。しかし、その一方でさまざまな噂や都市伝説が飛び交っているのも事実です。
そこで、今回から少し思考を変えて、そんなタワーマンションにまつわるウソ?本当?をテーマに分けてご紹介したいと思います。第一弾は、「音問題編」です。
タワーマンションの音問題、本当に気にするべき?ウソ?
タワーマンションはその重厚な外観から、静寂な生活環境をイメージされる方も多いかもしれません。しかし、実際に住んでいる人々の声を聞くと、意外な音に関する悩みがあることがわかります。タワーマンションの音についての噂をご紹介します。
果たしてそれは本当なのか、それともウソなのか?一緒に確かめてみましょう!
タワーマンションの壁は紙みたいに薄いってウソでしょ?
→実は壁の厚さには工夫があります!
タワーマンションの壁は一般的に乾式壁と呼ばれる石膏ボードを使用しています。これは重量を抑えるための工夫ですが、音の伝達に関しては心配があるかもしれません。
しかし、話し声などはほとんど通さないという優れた防音性があります。ただし、掃除機の音などの打撃音には弱いので、壁の隅に当たったりする音には注意が必要です。
上階の足音が聞こえてくるって本当なの?
→音に敏感な人には気になるかもしれません。
タワーマンションでは上階からの足音が気になることがあると言われています。実際、床スラブのコンクリートは厚く作られていますが、梁の軽量化のために小さくなっている場合があります。
そのため、一部の物件では上階からの音漏れが起こることもあります。ただし、スラブの厚さが十分であれば気にならないという報告もあります。
タワーマンションは音楽の演奏ができないって本当?
→住環境によるけど、気にしすぎは禁物!
タワーマンションに関わらず、一般的にマンションでは隣近所への配慮から、大音量での音楽演奏は避けるべきです。しかし、楽器の演奏自体を禁止しているわけはありません。建物の構造や周囲の環境によって音の響き方は異なります。賑やかな環境に建つタワーマンションでは、周囲の騒音や共用施設の利用音も考慮しなければなりません。
ただし、タワーマンション自体が音響設計に力を入れている場合もあります。また、自室でなくても、共有施設などにはシアタールームが用意されている事も多く、シアタールームでは、防音設備が行き届いている事もあり、楽器の演奏が許可されている場合がありますので、どちらも事前に詳細を確認することが大切です。
外からの音が気になるって本当なの?
→高層階に住んでびっくり!? 外の音に注意!
高層階に住んだことがある人なら、きっと経験があるでしょう。外の音が上階に反響し、思いがけない驚きをもたらすことがあります。車の音や人々の喧騒、そして近くの線路から聞こえる電車の音まで、タワーマンションの高層階ではさまざまな音が反響する様ですが、ほとんどの場合は問題ありません。
タワーマンションは一般的にペアガラスを採用しています。通常のサッシよりも防音性が高いため、窓を閉めていると外からの音は抑えられます。ですが気になる方は、入居前に必ず外の音のチェックを行いましょう。
いかがでしたでしょうか?今回は「タワーマンションにまつわるウソ?本当?(音問題編)」ということで、少し視点を変えてご紹介していみました。タワーマンションの音にまつわる噂はさまざまですが、実際には建物の構造や使用材料、周囲の環境によって異なることを忘れずに確認しましょう。
また、個々の感受性や生活スタイルによっても音に対する感じ方は異なるため、自分にとって快適な環境を見極めることが大切です。心地よい生活を送るために、音に関する情報はしっかりとチェックしましょう。
タワーマンションに関する都市伝説?(笑)を楽しみつつ、現実的な視点で判断してみてください。では、次回は、「タワーマンションにまつわるウソ?本当?(子育て編)」を、ご紹介したいと思います!
弊社では、タワーマンションの賃貸管理からお部屋探し・購入や売却査定・住み替え等、随時ご相談も承っております。あらゆる不動産に関することをサポートができるため、ぜひ、お気軽にご相談ください。