家族で暮らすコンテンツ » ベストな間取り発見のコツ 部屋の向き、数、広さにこだわりすぎていませんか?間取りの使いやすさは考え方や工夫で変わります。暮らしに合う間取りを見つけるコツとは?希望のくらしを叶える間取り住まいに求める希望は、実はさまざまな間取りでかなえられます。ひとつの間取りにこだわらず、どんな点がその希望をかなえるポイントなのかを知れば、部屋選びの可能性は飛躍的に広がります。どんな間取図も、部屋での過ごし方を具体的にイメージし、それに合わせた家具の配置を考えながら見ることが大切です。家族のコミュニケ−ションを重視リビング横の部屋を家族共用の書斎スペースなどにすれば、家事をしながらでも子どもの宿題などを気にかけてあげやすいリビングを通らないと入室できない位置に子ども部屋を選べば、「おかえり」「ただいま」と会話が生まれやすい室内は明るく!マンションの場合、明るい部屋がいくつ必要かによって選ぶ間取りが違います。日中、長く過ごすスペースを中心に、日当たりや採光をチェックするといいでしょう。部屋の2方向に窓がとれる角住戸建物の両端の角住戸は、部屋の2方向に窓がとれるため、日当たりや採光にこだわる人に人気。しかし、戸数が少ないので価格は高め。また、壁部分が少ないため家具が置きにくいこともある。バルコニーに面する部屋が多いワイドスパンバルコニーに面する部屋は大きな窓を設置しやすいので、南向き以外でも採光が見込めそう。『リビング+1部屋』が明るいタテ長リビングリビング隣の居室は、日中も勉強する受験生の部屋にするなど、ライフスタイルを考えながらチェックしよう。リビングとの境のドアもタイプ豊富。間取図でドアの幅や開き方を見ておこう。リビングの明るさを追求するなら横長リビング主婦や小さな子がいるなど、日中にリビングで過ごす時間が長い家庭に向いている。リビング全体がバルコニーに面しているため、窓が広くとれて採光がよい。「お料理好き」にうれしいバルコニー側キッチンリビングや寝室の採光だけにこだわらず、日中、長い時間を過ごす場所を中心に間取りを選ぶのも一つの手。キッチンでの作業時間が長い人は、キッチンに窓のあるタイプを選んでもいい。明るさの秘密窓の大きさが明るさを決める部屋の明るさは、向きと窓面の大きさで決まる。窓の高さは間取図では分からないので、直接確認を家で過ごす時間を考えて部屋の向きを決める人気の南向きは、家賃も高め。共働きや、子どもが小学生以上の家庭など、日中の外出時間が長いなら、家族が家で過ごす時間帯の明るさを重視して家の向きを決めるのも手だ。朝型なら東向き、朝が遅いなら西向きを検討してみても。バルコニーの前に建物があると日光が遮られることも。家事を楽にしたい!家事効率の良い間取りは、家事動線と、収納がポイント。調理、洗濯、掃除をするときの動きをイメージしながらチェックしましょう。キッチンと洗面室の間を行き来しやすいキッチンと洗面室が隣り合わせで、境のドアが引き戸だと行き来しやすく、調理と洗濯などが並行して行いやすい。「さらにキッチンからバルコニーに出やすいと、洗濯物も干しやすいですね」適所に収納があり必要なものがすぐ出せる洗面室にタオル、廊下やリビングに掃除機など、収納の位置により家事効率はかなり違う。「納戸など大型収納は使い方に工夫が必要。オプションでシステム収納を入れられるか聞いてみましょう」取り込んだ洗濯物などの一時置き場が確保できる夕方の忙しい時間、取り込んだ洗濯物をすぐに片付けられないことも。「間取りを見るときは、洗濯物を一時的に置いておき、ゆっくりたたんだり、アイロンがけができる場所があるかにも注目を」部屋を広く感じたい!部屋の形や窓の大きさ、ドアの位置などで、感じる広さは違ってきます。畳数だけで判断せず、実際に使える広さを見極めましょう。室内にムダが少ないと広く使い尽くせる上図のように、形がほぼ長方形で廊下側にドアが開くLDは、デッドスペースがなく広く使える。「まず、必要な動線を確保し、ゆったりとした家具配置で使いやすさを確かめましょう」柱の出っぱりがないと空間を広く使える「居室を見るときは、夫婦の寝室、子ども部屋など使い道を考えて、必要な家具を置いた状態をイメージすることが大切」。建物の柱が外側にある間取りは、壁の凹凸が少ない分、広く使いやすい。子育てを考えて!就学期を迎えた子どもには、ある程度の専用スペースも必要。家族とのコミュニケーションのとりやすさを考えながらチェックしましょう。小さい子どもにも安全な和室や専用庭家事の間など、子どもが一人でも安全に遊べる空間があると安心だ。普段目が届きやすいリビング脇に、広く戸が開く和室があると、転んでもケガの心配が少ない。専用庭も安心して遊ばせられる。セパレートタイプのLDで学ぶと遊ぶを使い分け「例えば、子ども部屋は寝るだけ、勉強や遊びは家族共用のスペースで行うと考えれば、狭い寝室でも大丈夫」。上図のLDなら、ダイニングで勉強、リビングで遊びと、生活にメリハリがつけられる。リビングの近くに家族共用の書斎スペース子どもが小学校低学年のうちは、LDKの隣の部屋を、家族共用の書斎にするのも手だ。LDKと一線を画しつつ、声が届く距離で勉強を見てあげられるなどコミュニケーションがとりやすい。
家族で暮らすコンテンツ » ベストな間取り発見のコツ
部屋の向き、数、広さにこだわりすぎていませんか?間取りの使いやすさは考え方や工夫で変わります。暮らしに合う間取りを見つけるコツとは?
希望のくらしを叶える間取り
住まいに求める希望は、実はさまざまな間取りでかなえられます。ひとつの間取りにこだわらず、どんな点がその希望をかなえるポイントなのかを知れば、部屋選びの可能性は飛躍的に広がります。どんな間取図も、部屋での過ごし方を具体的にイメージし、それに合わせた家具の配置を考えながら見ることが大切です。
家族のコミュニケ−ションを重視
リビング横の部屋を家族共用の書斎スペースなどにすれば、家事をしながらでも子どもの宿題などを気にかけてあげやすい
リビングを通らないと入室できない位置に子ども部屋を選べば、「おかえり」「ただいま」と会話が生まれやすい
室内は明るく!
マンションの場合、明るい部屋がいくつ必要かによって選ぶ間取りが違います。日中、長く過ごすスペースを中心に、日当たりや採光をチェックするといいでしょう。
部屋の2方向に窓がとれる角住戸
建物の両端の角住戸は、部屋の2方向に窓がとれるため、日当たりや採光にこだわる人に人気。しかし、戸数が少ないので価格は高め。また、壁部分が少ないため家具が置きにくいこともある。
バルコニーに面する部屋が多いワイドスパン
バルコニーに面する部屋は大きな窓を設置しやすいので、南向き以外でも採光が見込めそう。
『リビング+1部屋』が明るいタテ長リビング
リビング隣の居室は、日中も勉強する受験生の部屋にするなど、ライフスタイルを考えながらチェックしよう。リビングとの境のドアもタイプ豊富。間取図でドアの幅や開き方を見ておこう。
リビングの明るさを追求するなら横長リビング
主婦や小さな子がいるなど、日中にリビングで過ごす時間が長い家庭に向いている。リビング全体がバルコニーに面しているため、窓が広くとれて採光がよい。
「お料理好き」にうれしいバルコニー側キッチン
リビングや寝室の採光だけにこだわらず、日中、長い時間を過ごす場所を中心に間取りを選ぶのも一つの手。キッチンでの作業時間が長い人は、キッチンに窓のあるタイプを選んでもいい。
明るさの秘密
窓の大きさが明るさを決める
部屋の明るさは、向きと窓面の大きさで決まる。窓の高さは間取図では分からないので、直接確認を
家で過ごす時間を考えて部屋の向きを決める
人気の南向きは、家賃も高め。共働きや、子どもが小学生以上の家庭など、日中の外出時間が長いなら、家族が家で過ごす時間帯の明るさを重視して家の向きを決めるのも手だ。朝型なら東向き、朝が遅いなら西向きを検討してみても。バルコニーの前に建物があると日光が遮られることも。
家事を楽にしたい!
家事効率の良い間取りは、家事動線と、収納がポイント。調理、洗濯、掃除をするときの動きをイメージしながらチェックしましょう。
キッチンと洗面室の間を行き来しやすい
キッチンと洗面室が隣り合わせで、境のドアが引き戸だと行き来しやすく、調理と洗濯などが並行して行いやすい。「さらにキッチンからバルコニーに出やすいと、洗濯物も干しやすいですね」
適所に収納があり必要なものがすぐ出せる
洗面室にタオル、廊下やリビングに掃除機など、収納の位置により家事効率はかなり違う。「納戸など大型収納は使い方に工夫が必要。オプションでシステム収納を入れられるか聞いてみましょう」
取り込んだ洗濯物などの一時置き場が確保できる
夕方の忙しい時間、取り込んだ洗濯物をすぐに片付けられないことも。「間取りを見るときは、洗濯物を一時的に置いておき、ゆっくりたたんだり、アイロンがけができる場所があるかにも注目を」
部屋を広く感じたい!
部屋の形や窓の大きさ、ドアの位置などで、感じる広さは違ってきます。畳数だけで判断せず、実際に使える広さを見極めましょう。
室内にムダが少ないと広く使い尽くせる
上図のように、形がほぼ長方形で廊下側にドアが開くLDは、デッドスペースがなく広く使える。「まず、必要な動線を確保し、ゆったりとした家具配置で使いやすさを確かめましょう」
柱の出っぱりがないと空間を広く使える
「居室を見るときは、夫婦の寝室、子ども部屋など使い道を考えて、必要な家具を置いた状態をイメージすることが大切」。建物の柱が外側にある間取りは、壁の凹凸が少ない分、広く使いやすい。
子育てを考えて!
就学期を迎えた子どもには、ある程度の専用スペースも必要。家族とのコミュニケーションのとりやすさを考えながらチェックしましょう。
小さい子どもにも安全な和室や専用庭
家事の間など、子どもが一人でも安全に遊べる空間があると安心だ。普段目が届きやすいリビング脇に、広く戸が開く和室があると、転んでもケガの心配が少ない。専用庭も安心して遊ばせられる。
セパレートタイプのLDで学ぶと遊ぶを使い分け
「例えば、子ども部屋は寝るだけ、勉強や遊びは家族共用のスペースで行うと考えれば、狭い寝室でも大丈夫」。上図のLDなら、ダイニングで勉強、リビングで遊びと、生活にメリハリがつけられる。
リビングの近くに家族共用の書斎スペース
子どもが小学校低学年のうちは、LDKの隣の部屋を、家族共用の書斎にするのも手だ。LDKと一線を画しつつ、声が届く距離で勉強を見てあげられるなどコミュニケーションがとりやすい。