賃貸&転勤のお役立ち情報USEFUL CONTENTS

住まいを探すときに、知っておきたいポイントはたくさんあります。ここでは主に転勤や住宅を借りる時に役立つ基礎知識などを幅広くご紹介します。


転勤者向け!短期間のお部屋探し -パート4-

不動産お役立ち情報『転勤者向け!短期間のお部屋探し -パート4-』

転勤は春に集中するものと思われがちですが、季節にかかわらず異動の辞令が出る企業もあります。転勤が決まってから転勤先の住まい選びに1か月以上も掛けられるケースは少ないのが現実です。ほとんどの人は限られた短い期間のうちに新居を決めることになりますので、転勤を経験した人の実情をグラフで見ると共に、短期間で効率よくお部屋探しをするためのポイント等をご紹介します。

賃貸契約

情報収集や内覧・申し込みと同時進行で準備!
  • 連帯保証人に契約時の協力を依頼しておく。
  • 契約の際に必要な書類、おおよその契約金の用意。
  • 住所変更が必要なもののリストを作成。
  • インターネット環境が継続できるのか新規契約になるのかを確認し、早めに手続きを。
契約の手続きをしましょう!

物件が決ったら、いよいよ契約です。契約手続きは、後日改めて不動産屋へ出向く、という形式が殆どとなります。当日は結構時間がかかるものですので、余裕(3〜4時間はあったほうが)をもっておくようにしましょう。決してギリギリのスケジュールで契約書を読む事も無くハンコを押す、などということの無いように気をつけて下さい。

提出書類

契約時には住民票(入居者全員)、印鑑証明書、収入証明書(会社員は源泉徴収票や給与明細書、自営業などは確定申告書の写しや納税証明書)、印鑑、連帯保証人の署名・実印入りの保証書と印鑑証明書などが必要。不動産会社の担当者が教えてくれますが、契約日までに必要な書類を揃えましょう。

契約金

一般的な初期費用は、トータルで家賃の6〜7か月分が目安となります。

礼金
家賃の0〜2か月分。大家さんへのお礼で退去時には返還されない。
敷金
家賃の1〜3か月分。大家さんに預けるお金。退去時に返還されるが、家賃の滞納や入居者負担の補修&クリーニング費用などが発生した場合は敷金から差し引かれる。
仲介手数料
家賃の0〜1.08か月分(税込)。不動産会社へ支払う報酬で最大1.08か月分と法律で定められている。
前家賃
家賃と管理費の1か月分程度。家賃は契約日から発生するため、月の途中から入居する場合は日割り計算に。
損害保険料
1〜2万円程度。保険の加入手続きは不動産会社が代行する。
カギの新規交換
1〜3万円程度。カギの種類によって金額は異なる。

重要事項説明

重要事項説明とは、これから不動産を借りようとする人に、契約前に重要事項をまとめた書面「重要事項説明書」を交付して行われる説明のことで、必ず宅地建物取引主任者が主任者証を明示して説明することが義務付けられています。

不動産の賃貸借契約の場合、契約日に、契約書の説明の前に行われるのが慣習となっていますが、重要事項説明は非常に重要ですので、疑問、不明なことがあればその場で質問し、理解、納得ができたら、賃貸借契約書と重要事項説明書に署名・捺印をして契約書を交わしましょう。