賃貸&転勤のお役立ち情報USEFUL CONTENTS

住まいを探すときに、知っておきたいポイントはたくさんあります。ここでは主に転勤や住宅を借りる時に役立つ基礎知識などを幅広くご紹介します。


家の中で地震が発生!安全対策にできること

不動産お役立ち情報『家の中で地震が発生!安全対策にできること』

2021年で東日本大震災から10年を迎えます。
日本は地震大国と言われ、もはや大地震に遭わない場所の方が珍しいですよね。

ですが記憶が風化したり、自分は大丈夫だから…と安心感から準備不足の方も多いのではないでしょうか。

いざ地震に遭った時にどうするか、考えるだけでも違います。
大きな地震に遭った時の対応法を改めてまとめました。

自分の身の安全を最優先で守る

地震が来たら「物が倒れないように押さえないと!」と考える方もいますが、これは危険な行為です。

そもそも地震の揺れで倒れない物ならば、押さえに行く必要はないです。
家具が倒れるほどの大きな地震であれば、ケガの危険性が高いためなおさら自分の安全を考え避難しなければいけません。
自分が安全であれば、もし家具が倒れていても後から立て直すことは十分できます。

まずは机の下や玄関・トイレなど安全な場所に身を移しましょう
どこならすぐに避難できるかを考えておくと、いざ地震が来た時も行動しやすくなります。

家具の転倒が心配な方は、事前に突っ張り棒や転倒防止のマットで対策をしましょう。

火元の確認をする

地震は料理中にも来るかもしれませんよね。
一旦自分の安全が確保できてから落ち着いて火元を確認し、火を消しましょう。
この時に元栓やガスメーターバルブ、容器バルブを閉めます。

ただし最近のコンロは地震が来たら自動で火が止まるものもあります。
自動で消えるコンロの場合は無理にキッチンへは行かず安全な場所にとどまるのが賢明です。

もしガスの臭いがしたら、近付かずにすぐ窓を開けて換気をしましょう。

ドア・窓を開けて逃げ道の確保

地震がおさまったら先に逃げ道確保のためにドアや窓を開けましょう。
強い揺れでドア枠が変形する場合があります。

万が一ドアが開かない場合は…
押すタイプのドアであれば手で開けようとするのではなく、全身に力を入れ足で押し開けてみましょう。
反対に引くタイプのドアであれば全身の力を入れて後ろに引きます。
この時、勢い余って点灯しないよう後ろは安全か確認しましょう。

窓に関してはガラスなどが散乱していないか安全を確認して開けましょう。
もしガラスが割れかけている場合は、無理に開けようとせずにカーテンを閉めて破片が部屋に飛び散らないようにします。

停電中はブレーカーを落とす

停電になった時は家電のスイッチをオフにするだけでなく、ブレーカーを落としコンセントは抜いておきましょう。
電気が復旧した際に通電火災が起こるからです。

実際に、阪神・淡路大震災では特定された火災のうち約6割が通電による火災とされています。

避難する際は頑丈な靴で、戸締りをしっかりする

避難する際はガラス片などで怪我をしないために頑丈な靴を履きましょう。
家中がガラス片や木材など散らばることもあるので、部屋にも1足避難用の靴があると安心です。
避難用の靴はヒモ靴ではない動きやすいものを選部のが良いですね。

そして避難の際は戸締りをしっかりかけましょう!
残念ですが災害時を狙っての空き巣や盗難が度々発生します。
きちんと戸締りはしましょう。

まとめ:大事なのは日頃からの防災意識

今回ご紹介した内容は、誰もが1つは聞いたことがあるものではないでしょうか。
ですがいざ大きな地震に遭うときちんと対応できるか不安ですよね。
日頃から、家の場合はどこに避難するのか元栓はどこかなど確認は何度もしておきましょう。

避難の際に一緒に持ち出すものもまとめていますので、ぜひ読んでみてください。

非常持ち出し袋の中身