狭い部屋を広く見せるポイント
部屋の面積が狭くとも、視覚的に部屋を広く見せることができます。
部屋の各個所に工夫をして視覚を騙して広々空間を演出しよう!
【壁】
- 部屋の壁は膨張色である「白」を選択しましょう。
光も反射するので部屋が広く見えます。 【家具】
- 低い家具を選び、天井までの視野を広くしましょう。
大きな家具ばかりだと部屋に圧迫感が生まれてしまいます
丈の違う家具を並べれば視線に動きも出ます 【床】
- 物で埋め尽くさず、わざと床を見せるスペースを作りましょう
【角】
- 角を物で埋めてしまわないようにしよう。
4角のうち1つは空けて置いた方が部屋がすっきりします。 【メインカラー】
- メインカラーを決めて統一感を見せましょう。
同じ木材の家具で統一しているつもりでも、ダークブラウンやメープル、オークなど木材にもいろいろな色があります。 【収納】
- 低物の配置や収納力で、部屋の散らかりを防ぎましょう。
ベット下の収納ボックスなどが一例に挙がります。
カーテンひとつで雰囲気をチェンジ
予想外に難しいのが部屋のカーテン選び。カーテンの種類を知って部屋にぴったりな物を購入しましょう。
◆ カーテンの種類
【ドレープタイプ】
プリーツタイプの厚手の生地を使った重厚なカーテンで、素材はアクリルやレーヨンなど。閃光や保温効果のほか装飾性も高く、寝室やリビング向き。
【遮光タイプ】
防音や断熱効果のある裏地付きのタイプ。寝室やシアタールーム向け。
【レースタイプ】
プライバシーを保護できる。主にポリエステル製。優美だが閃光性が低いので、ドレープとの併用がいい。出窓等装飾性を重視したい窓等に。カフェカーテンも同じ。
【ブラインドタイプ】
羽根の角度を変えことで、光や視界の調整ができるタイプ。カラーが豊富で値段もリーズナブルな物が多い。書斎や子供部屋向け。
【ミラータイプ】
裏面にステンレス分子を加工し、太陽光線を遮る効果のあるタイプ
【ロールスクリーンタイプ】
上部の芯(ローラー)に布を巻き取りながら引き上げるタイプ。カーテン以外にも仕切りなどで利用される事も多い。カウンターキッチンの目隠し、キッチン出入り口等
【シェードタイプ】
柔らかい生地を畳みながら開閉するタイプ。カーテン生地のほとんどがシェードに加工できますので、大きな窓はカーテン、小窓はシェードといった組み合わせも可能です。
【プリーツスクリーン】
一枚のスクリーンを畳み上げて、上下に開閉するタイプの窓装飾のこと。主に不織布や和紙といった素材を使用しています。和モダンな部屋によく合います。
◆ カーテンフックとレール
フックとレールの組み合わせです。物によってはレールより前に出るものもあるので部屋に合わせて選びましょう。
【レール】
- 機能レールと、装飾レールに分けられます。賃貸マンションなどに多いのは機能レール。
【フック】
- フックの種類は2つ。カーテンレールを見せる「Aフック」と、カーテンレーツを隠す「Bフック」とあります。
【レールとフックを組み合わせる】
- 機能レール・・・内側(レースカーテン)はAフック、外側はBフック
- 装飾レール・・・内・外側ともにAフック
- 機能+装飾レール・・・機能にBフック、装飾にAフック
- 天付レール・・・内・外側ともにAフック
◆ カーテンの採寸
カーテンにおいて最も重要なのが採寸!これを間違えると、オシャレなカーテンもダザく見えてしまいます。
【既製カーテンの場合】
- 掃き出し窓・・・床から1cm短く
- 腰窓・・・窓枠の下15cm長く
【採寸】
- カーテンの幅レールの一番端に固定されている金具から逆側の金具までの長さを測ります。装飾レールの場合は一番端の金具(固定されてない)から逆の金具までの長さを測りましょう。
- 長さは、レールランナー(カーテンフックをかける穴)の穴下から窓枠あるいは床下までを測ります。
◆ カーテンの選び方
部屋のバランスにあったカーテンを選びましょう。
- 一人暮らし…遮光カーテンがいいでしょう。
- ファミリーのリビング…明るい色のカーテン。
- 寝室…ブラウンやブラックなど濃い目がいいでしょう。
- 和室…プリーツスクリーンや木製のブラインドがよく合います。
◆ 手入れ
ドレープは年1回、レースカーテンは年に数回の洗濯をおすすめします。選択表示にそって洗濯を行いましょう。その際、プリーツタイプは型崩れしないように!
保管する時は、プリーツが崩れないように綺麗に折畳みましょう。