賃貸&転勤のお役立ち情報USEFUL CONTENTS

住まいを探すときに、知っておきたいポイントはたくさんあります。ここでは主に転勤や住宅を借りる時に役立つ基礎知識などを幅広くご紹介します。


カップル向け賃貸に関する豆知識 -ふたり暮らしを始めよう!-

不動産お役立ち情報『カップル向け賃貸に関する豆知識 -ふたり暮らしを始めよう!-』
カップル向け賃貸に関する豆知識
 

友人同士でのシェアなどありますが、ふたり暮らしに関するエトセトラではカップルに向けたお役立ち情報をお届けします。同棲や結婚など、新生活をふたりでスタートさせる部屋だからこそ、じっくり部屋探しをしたいものですね。

 

カップル向け賃貸に関する豆知識 » ふたり暮らしを始めよう!

 

ふたり暮らしを始めよう!

ふたり暮しをはじめようとしている人には色々な場合があると思います。結婚、恋人同士、友人同士など、それぞれのふたり暮しパターンによって部屋を探す難しさが違ってきます。

結婚、恋人同士

ふたり暮しの基本的理由にまず上げられるのが、結婚と恋人同士です。結婚の場合は、比較的、入居審査が通りやすく順調に部屋が探せると思います。

物件を探すときのポイントは、新婚なんで綺麗な部屋に住みたいと言う希望があると思いますが、あまり背伸びせず予算を組むことです。新婚さんに以外に多いのが、物件の綺麗さをもとめ無理な家賃帯の物件を借りたがために、半年から1年で引越しをする人を多く見受けます。

家賃の設定はくれぐれも余裕をもって払える範囲に設定しましょう。

恋人同士も結婚と同じように家賃は、余裕をもって払える範囲に設定したほうがよいです。但し、結婚と大きく違うのが入居審査です。恋人同士だと入居審査が難しいケースが多いです。あえて友人にしても余計通りません。不動産では、恋人、友人では審査が降りないケースが多いのです。では、どうしたらよいかと言うとズバリ!! 「婚約者」 です。婚約者の場合は、結婚を前提とした意味合いが強くなり比較的審査が通りやすくなります。もちろん婚約者なので、あくまでも結婚を前提としていると言う意味で、破局もありえるという非常に都合の良い言葉なんです。

部屋は二人で探そう!?

部屋を探すときは必ず二人で探しましょう。なぜ二人で探すかと言うと男女の思考回路の違いが影響しています。不動産において男女の思考回路は次のようになっています。

男 : 仕事場までの時間と距離、目的とする場所までの時間
女 : 室内の綺麗さ、見た目、生活環境の充実

というような感じです。何気にお互いの事を解かっているつもりでも以外に解かっていないことが多いのです。必ず、二人で探してお互いに気に入れる物件を探すことをお勧めします。よく一人で探して物件を決めて入居の際にもめているカップルを見受けます。ふたりで暮らすなら、良く話し合って後々問題の原因にならないようにしましょう。

友達同士

最近ルームシェアという言葉が良く耳にすることが多くなりました、もともとは欧米で若い人達が部屋の間借りをしていたところから始まったのですが、実際、日本でルームシェアってどうなんでしょう?日本でルームシェアつまり友人同士の入居はと言うとハッキリいって非常に厳しいです。

なぜ厳しいかと言うと、いままで日本になかった風習なので大家さんの OK が出ないのです。なぜ OK が出ないかと言うと、まず家賃の支払いが問題になっています。ルームシェアの場合は、家賃をふたりないし複数で折半することが基本です。例えば 10 万円の家賃の物件を二人で 5 万円ずつ支払うことになるのですが、通常なら支払って行くことも可能だと思います。

しかし、一人が引っ越した場合、一人で家賃を 10 万円支払うことが出来ないと言う考えが大家さんにあるからです。ルームシェアの場合、喧嘩や結婚、自立、などの理由でパートナーが出て行ってしまうことが非常に多いのです。そして家賃を支払うのが困難になり部屋を解約すると言うことが多く、入居期間が短く終わるため大家さんは良い顔をしないと言うのが現状です。

兄弟などの血のつながりがあれば、多少の喧嘩をしても出て行くことはないのですが、やっぱり血のつながりもない他人だとちょっとした原因で出て行くことが多いので、日本ではルームシェアはまだまだ普及していません。また、2DK や 3LDK などの大型物件の場合、大家さんの意向としてファミリーに長く住んでいただきたいという意向があるので、上記理由も含めてルームシェアに OK が出る物件は 10 件中 1 件の割合くらいになり、ほとんど物件を選ぶことが出来ないと言うのが事実です。

よくルームシェアをしたいと言う人に多いのが、たまたま皆で集まってその場で話が出たのでルームシェアをしたいと言う人が少なくありません。そこでよく考えなければいけないのは、物件を借りるためには契約金が必要になると言うことです。

例えば、10万円の物件を借りようとしたら、約 60 万円は契約金として用意はしなければいけないのです。(敷金2ヶ月、礼金2ヶ月、前家賃1ヶ月、仲介手数料1ヶ月 合計 6ヶ月分)突発的に考えて用意できる金額では無いと思います。ルームシェアをもしするならば、信頼の置けるパートナーをまず見つけて、ふたりの予算を確保してから探すことをお勧めします。信頼できるパートナーが見つかれば、ルームシェアも実現できるのはないでしょうか。

ふたり暮らし・ルームシェアのメリット

ふたり暮らしやルームシェアは一人暮らしと比べてこんなにお得です。

広い部屋を借りられる

2部屋タイプの間取りならワンルームタイプを2室借りるより断然安く借りることができます。例えば、ワンルーム7万円のエリアなら2部屋借りると家賃の合計が14万円だが、ふたりで住む間取りの2Kや2DKタイプならそのエリアでは12万円前後で借りることができます。14万円を支払うならワンルームに比べリビングやダイニングもあるグレードの高い部屋を借りることができます。

月々の生活費が経済的

月々の光熱費や水道代もお得になります。キッチンやお風呂・トイレは共同で使用することになるが兄弟や姉妹なら何も遠慮はいらないだろうし、冷蔵庫や洗濯機など1台購入すればすんでしまう家具家電製品もあります。引越しにかかる初期費用も少なくてすみます。また学生さんなら、生活に必要なインターネットもHUBを使うか無線で利用すれば接続料金が一人分でOKなのも魅力です。

安全・安心感

悩んだり落ち込んだとき、話をきいてくれる誰かがそばにいればがんばれるものですね。またひとり暮らしなら毎日の食事作りや掃除は自分ひとりでしなきゃいけないけれど、ふたりなら楽しいし早めに済ますこともできますよね。お互い当番やスケジュールを決めて生活するのも楽しいかもしれません。時々やってくるしつこい訪問販売や新聞勧誘も2人なら断りやすいですね。

ふたり暮らし、こんな人は嫌がられます

不動産会社は、入居者の審査を大家さんに代わって行います。そのため家賃の支払いが滞りそうであったりや契約途中での解約が事前に予想されそうな入居者は申込をお断りすることもあります。家賃の滞納は当然嫌われるとして、契約途中での解約も解約時期によっては次の入居者が見つからないことも考えられます。そのため入居の審査は厳格となります。

恋人同士の同棲

結婚または婚約していない恋人同士で一緒に住む場合、入居後のけんかやトラブルによる近隣入居者への迷惑がかかります。またもし別れた際にどちらか一方がふたり分の家賃を支払って住み続けるとは考えられないので入居審査で断られることが多いのです。また親なども事情を知らずに保証人となっていることあり申込は難しいでしょう。どうしても入居したいなら、ルームシェアOKの物件を見つけることや中途解約はしないとの誓約書提出や家賃を1年分事前に支払うことなどを提案すれば了承してくれることもあります。

異性の兄弟同士

姉と弟、兄と妹のペアも審査が厳しいです。 料理や洗濯といった共同生活で喧嘩になる場合が多いのでは?といった理由が主ですが、 同姓の兄弟・姉妹と比べてプライバシーを保ちずらい傾向もあります。

契約の際の注意事項

契約書類は必ず双方でしっかり確認しましょう。ふたり暮らしやルームシェアでは金銭面や当番など生活ルールについて事前に取り決めをしておくことが重要です。

契約者・保証人

ふたりのうち契約者はどちらか一方を指定します。保証人は収入のある親を指定します。ただし入居者が未成年なら、契約者を親、第三者を保証人としなければならないこともあります。

家賃の支払い

毎月の家賃の支払いは、ふたりで半額ずつ大家さんに支払うことはできません。どちらかが代表して全額を振り込むか、振替口座を指定することになります。他の生活費の分担も含めてお金の支払いの取り決めを事前に双方でしておきましょう。

原状回復費用と損害保険

退室する際、一方の入居者が主に使った部屋がタバコのヤニや破損・汚損がひどい場合、その部屋のクリーニング・リフォーム費用の請求額が多いはず。契約書や原状回復費用の説明はしっかり確認しておきましょう。また部屋を借りるときには大家さんや第三者への損害を補償する損害保険の加入が必要です。その際申込書への同居人の記載を忘れないことです。同居人が原因で迷惑をかけた場合や、万一部屋に泥棒に入られ物を盗まれた場合、同居人の私物は保険が効かないなんてことにもなります。

 

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