大阪市内の分譲マンション・分譲賃貸マンション

ファミリータイプのお部屋だとしても、子どもの騒音トラブルが起きないとも限りません。そんな分譲マンションでの子どもの騒音トラブルが起こった際の対処法やトラブルにならないための対策などをご紹介します。

騒音トラブルが起きた時の対処法

子どもの騒音に悩んでいる人の多くは、苦情を伝えることでご近所トラブルに発展することを懸念しています。まずは、トラブルにならず、穏便に騒音問題を解決できる対処法をご紹介します。

管理会社に相談する

まず1つ目は、マンションの管理会社や大家に相談する方法です。管理会社や大家に伝えれば、マンションの廊下などに苦情があった旨を書いた注意喚起の張り紙をしてくれたり、直接居住者に注意したりしてくれます。

直接言いに行く

管理会社へ連絡しても改善されないときは、直接「静かにしてほしい」と伝えるのも、一つの方法です。しかし、直接言いに行くときは、「怒らず、柔らかい口調で伝える」「その家だと決めつけない」「妥協案を提示する」などのポイントに注意しましょう。
子供の親や保護者に対して、丁寧な言葉を心がけることで、相手もあなたの気持ちを理解してくれることがあります。

また、一番大切なのは、騒音について伝える際は、怒らないことです。あくまでも「お互い様」という気持ちを持つことが大切です。子供が騒いでいる時間帯に指摘すると、相手に余計なストレスを与えることになります。「休日は気にならないけれど、夜の9時以降はなるべく音を抑えてもらえると有り難いです」など、騒音に対して妥当な時間帯に指摘するようにしましょう。

退去を検討した方がいい場合

不特定多数の人間が大勢住むマンションには、さまざまな考え方を持った人がいます。管理会社から注意されたり、どんなに丁寧に伝えたりしても、「ウチは悪くない」と言って聞き入れてもらえない場合もないとは言えません。

運が悪ければご近所トラブルに発展する可能性もあり、そんな状態で住み続けたら、ストレスで体を壊してしまうことも考えられます。そうなる前に、退去するのも選択肢の一つです。

ドラブルにならないための騒音対策

窓・ドア、カーテンなどを閉める

赤ちゃんや子どもの泣き声や、親が子どもを叱る声、子どもの大声や奇声、おもちゃの音、ピアノや楽器などの音などは、窓から漏れてしまいます。

窓が開いている時と、閉まっている時では、音漏れの度合いがかなり違います。子どもがいる家庭は、空気を入れ替えるために、窓やドアを開けっ放しにしていることも多いようです。子どもが泣きはじめたり、興奮して大声を出したりしそうになったら、窓を閉めるように心がけてみましょう。
さらに、窓だけでなく、カーテンも一緒に閉めると、遮音効果が高くなります。

壁に沿って家具を配置する

お部屋の壁に沿って、なるべく大型の家具を設置することで、壁から音が漏れるのを軽減してくれます。騒音対策としては、本棚や洋服タンスなど、なかにモノを入れる家具を配置するのがおすすめです。家具が、壁からの音の伝わりを抑える役割をしてくれます。

カーペットやラグを敷く / スリッパを履く

フローリングの床は、とくに音が漏れやすい傾向にあります。カーペットやラグ、マットなどを敷くことで、音を吸収し、騒音を抑える効果が期待できます。カーペットやラグ・マットは、厚手のものがおすすめで、裏地にクッション材がついているものや、置き畳なら、より騒音防止効果を発揮できるでしょう。

また、子どもにスリッパを履かせることで、足音が響くのを抑えることができるようになります。床とのすべりがよくなる、靴下を子どもに履かせるのもおすすめです。

トラブルにならないためのポイント

騒音問題が発生した場合、相手が顔見知りの人なら困っていることを伝えやす口なります。お互いに暮らしやするためにも、挨拶などの基本的なコミュニケーションはとるように心がけましょう。

また、音が響きにくいマンションを選ぶのも騒音トラブルを回避するうえで重要なポイントです。音が響きにくければ、そもそも音が気にならないので、物件選びではマンションの構造をチェックするようにしてください。

コミュニケーションをとる

騒音対策を万全にすることはもちろん、ご近所の住民と、普段からコミュニケーションを取っておくことも大事です。
最近では、同じマンションやアパートの人との付き合いが減ってきていますが、エレベーターや、ゴミ捨て時など、顔を合わせたときには、あいさつをするように心がけましょう。
子どもの顔を覚えてもらったり、騒音で迷惑をかけていないか尋ねたりして、気にかけることで、ご近所との関係が良好になり、トラブルに発展することが少なくなります。

ファミリー物件を選ぶ

物件を決めるときは、ファミリー向けの物件を選ぶことがポイントです。ファミリー向けの物件は、騒音を考慮した作りになっているだけでなく、子育て中の家族が多く入居しているため、ある程度の子どもの騒音については、理解してもらえます。
子どもの人数が多いファミリーなどは、1階を選ぶのもおすすめです。1階なら、下に住人がいないため、足音の苦情を心配せずに済みます。
また、階下が駐車場や駐輪場などマンションでは2階のお部屋も、子どもがいるファミリーには最適です。

今回は、分譲マンションでの子どもの騒音トラブルが起こった際の対処法やトラブルにならないための対策についてご紹介しました。ファミリー向けのマンションであれば設計段階で対策されていることが多いですが、自分で対策をすることで、トラブルへの不安も顕現できます。

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