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本町でテナントを探すなら?大阪・本町の賃料相場と店舗・オフィス選びのポイントを徹底解説

「大阪の本町でテナントを借りたいけれど、家賃はいくらくらい?」「飲食店やサロンを開業するなら、どの場所がいい?」「本町駅周辺で貸店舗や貸事務所を探すとき、何に注意すればいい?」
大阪市の中心部に位置する本町は、企業のオフィスや商業施設、飲食店などが集まるビジネスエリアです。御堂筋沿いのオフィス街から、昔ながらの問屋街、個性的なショップが並ぶ通りまで、少し場所を変えるだけで街の表情が大きく変わります。
そのため、本町でテナントを探す際には、駅からの距離や賃料だけでなく、事業内容と立地の相性を考えることが重要です。
本記事では、本町のテナント賃料相場、エリア別の特徴、業種に合った物件の選び方、契約前に確認したい注意点などを詳しく解説します。初めて店舗を開業する方も、オフィスの移転や増床を検討している方も、ぜひ物件探しの参考にしてください。
目次
1. 本町はどんな街?テナントを構える魅力

大阪市中央区から西区にかけて広がる本町周辺は、淀屋橋や心斎橋にも近く、大阪のビジネスを支えてきたエリアのひとつです。
大通り沿いにはオフィスビルが立ち並び、一本路地に入ると飲食店や小規模な店舗、歴史ある建物などが見られます。商業とオフィスの機能が共存することが、本町の特徴です。
地下鉄3路線が利用できる交通利便性
本町駅には、Osaka Metroの次の3路線が乗り入れています。
- 御堂筋線:梅田・淀屋橋・心斎橋・なんば・天王寺方面へのアクセスに便利
- 中央線:阿波座・森ノ宮・夢洲方面などへの移動に便利
- 四つ橋線:西梅田・肥後橋・四ツ橋・なんば方面へのアクセスに便利
複数路線を利用できるため、従業員の通勤はもちろん、営業先への訪問や取引先との打ち合わせにも便利です。
ただし、本町駅は駅構内が東西に広がっており、利用する路線や改札によって地上出口までの移動距離が異なります。物件選びでは「駅徒歩3分」といった表示だけでなく、普段使用する路線の改札から実際に歩いて確認することをおすすめします。
オフィスワーカーを対象にした店舗需要
本町には企業のオフィスが集まっているため、平日のランチや仕事帰りの飲食、ビジネスパーソン向けのサービスなどを検討しやすい環境があります。
例えば、ランチ中心の飲食店、テイクアウト専門店、カフェ、ビジネス用品を扱う店舗などは、オフィスで働く人を主なターゲットとして出店計画を立てることができます。
一方、オフィス街では平日と土日祝日で通行量が変わることがあります。平日の昼間に人通りが多いからといって、週末も同じ集客が期待できるとは限りません。
特に飲食店の場合は、ランチ需要だけでなく、夜間や休日の売上をどのように確保するかも考えておきたいところです。
店舗だけでなくオフィスにも適した立地
本町は大阪市内の主要ビジネスエリアに近く、営業拠点や本社機能、支店などを構える場所としても検討しやすいエリアです。
来客の多い企業なら駅近のオフィス、制作会社やデザイン事務所なら落ち着いて作業できる環境など、事業の性質に応じて物件を選べます。
2. 本町のエリア別特徴とおすすめの業種

同じ「本町駅周辺」でも、御堂筋沿いと四つ橋筋周辺、堺筋本町方面では街の雰囲気が異なります。テナント探しでは、それぞれの特徴を把握しておくことが大切です。
御堂筋・本町通周辺|アクセスとビジネス立地を重視する方に
御堂筋と本町通が交差する周辺は、本町を代表するビジネスエリアです。
企業のオフィスや金融・サービス関連の事業所が集まり、駅へのアクセスの良さを求める方に適しています。
道路沿いの路面店舗や視認性の高い区画は、企業向けサービスや飲食店、ショールームなどを検討する際に候補となります。
一方、駅から近く人目につきやすい物件ほど、賃料が高くなる場合があります。広告効果や来店数と賃料のバランスを検討しましょう。
堺筋本町・船場中央周辺|卸売・物販・飲食店との相性に注目
本町駅の東側には、堺筋本町駅や船場センタービルを中心とした商業エリアが広がります。
船場センタービルは、本町駅と堺筋本町駅に直結する大型商業施設です。繊維やファッション関連の商品を扱う店舗、飲食店、事務所などが集まっています。
卸売業やアパレル関連の事業、飲食店、物販店舗などを検討する場合、周辺の既存店舗や取引先との相性が判断材料になります。
ただし、商業施設内のテナントは、一般的な路面店舗と異なり、営業時間や休館日、内装工事などに独自の規定が設けられている場合があります。出店前に運営上の条件を確認する必要があります。
四つ橋筋・靱本町周辺|サロンやデザイン関連の事業にも
本町駅の西側にあたる四つ橋筋や靱本町周辺には、オフィスに加えて、飲食店や美容室、デザイン関連の事業所などが見られます。
靱公園が近い場所では、ビジネス街でありながら緑を身近に感じられる環境も魅力です。
完全予約制の美容サロン、デザイン事務所、ギャラリー、カフェなど、店舗の雰囲気や空間づくりを重視する事業にも検討の余地があります。
ただし、住宅が混在する建物では、音や振動、臭気、営業時間などに制限が設けられていることもあります。契約前に必ず確認しましょう。
南本町・久太郎町周辺|商業とオフィスが共存するエリア
本町駅の南側には、南本町や久太郎町などの商業・業務エリアが広がっています。
古くからの商業活動が根付く一方、オフィスビルや飲食店なども見られ、立地によってさまざまな出店形態を検討できます。
店舗の場合は、通勤者の動線だけでなく、周辺企業の昼休みの時間帯や、近隣の商業施設に向かう人の流れも確認するとよいでしょう。
エリア別の特徴を比較
| エリア | 主な特徴 | 検討しやすい業種 |
|---|---|---|
| 御堂筋・本町通周辺 | 駅へのアクセスが良く、オフィスが集積 | 貸事務所、企業向けサービス、飲食店、ショールーム |
| 堺筋本町・船場中央周辺 | 問屋街や商業施設があり、物販・飲食店舗も集まる | 卸売、物販、アパレル、飲食店、事務所 |
| 四つ橋筋・靱本町周辺 | オフィスに加え、店舗や公園周辺の落ち着いた街並み | サロン、カフェ、デザイン事務所、ギャラリー |
| 南本町・久太郎町周辺 | 商業とオフィスが混在するビジネスエリア | 事務所、飲食店、サービス店舗、物販 |
これらはエリア全体の傾向です。同じ町丁目でも通りや建物によって集客環境は変わります。業種との適合性は、個別物件の立地・設備・契約条件を確認して判断してください。
3. 本町のテナント賃料相場と坪単価

本町でテナントを探す際に、まず気になるのが賃料相場ではないでしょうか。
テナントの賃料は、店舗か事務所か、何階にあるか、路面に面しているか、建物の設備や広さなどによって大きく異なります。
本町駅周辺の店舗賃料は坪単価約2.2万円がひとつの参考値
飲食店ドットコムの本町駅(御堂筋線)の掲載物件の募集データ・店舗賃料相場情報では、直近1年間の平均募集坪単価は21,801円となっています(2026年10月確認時点)。
この金額は、掲載された店舗物件の募集条件をもとにした税込みの参考値であり、実際の成約賃料とは異なります。また、物件によって坪単価には大きな差があります。
平均坪単価を約22,000円として計算した場合、月額賃料のイメージは次のようになります。
| 店舗面積 | 坪単価22,000円の場合の月額賃料 |
|---|---|
| 10坪(約33�屐� | 約22万円 |
| 15坪(約50�屐� | 約33万円 |
| 20坪(約66�屐� | 約44万円 |
| 30坪(約99�屐� | 約66万円 |
上記は平均値を使った単純計算です。希望する区画の実際の募集賃料を示すものではありません。共益費、保証金、造作譲渡代金などの追加費用も含まれていません。
本町の貸事務所は店舗とは異なる相場で考える
オフィス物件を探す場合、店舗の平均坪単価をそのまま当てはめることはできません。
三鬼商事が公表する2026年9月時点の大阪主要ビジネス6地区の平均オフィス募集賃料は13,609円/坪です。
ただし、これは本町だけの平均値ではなく、大阪の主要ビジネス地区全体の統計です。本町で実際に募集されているオフィスの賃料は、ビルの築年数や規模、設備、駅からの距離などによって異なります。また、大阪主要6地区にある延床面積1,000坪以上の主要貸事務所ビルが調査対象で、共益費・消費税を含まない数値です。小規模事務所を含む本町全体の平均ではありません。
新しい大規模オフィスビルと、築年数が経過した小規模な事務所では、同じ面積でも賃料に差が生じる場合があります。
店舗とオフィスではデータの集計対象や賃料条件が異なるため、単純な価格比較は避け、用途ごとの募集物件を比較しましょう。
1階の路面店舗はなぜ高くなりやすい?
一般的に、1階の路面店舗は道路から直接入店しやすく、看板や外観によって通行人へアピールできる点が魅力です。
特に飲食店や物販店など、通行人の来店を期待する業種では、視認性や入口の分かりやすさが集客に影響します。
そのため、条件が似ている場合、上層階より路面店舗の賃料が高く設定されることがあります。
一方、予約制の美容サロンやオフィス、スクールなどは、必ずしも1階である必要はありません。
集客方法によっては、2階以上のテナントを選ぶことで固定費を抑えられる可能性があります。
賃料は「坪単価」だけでなく総額で比較する
物件情報を見る際には、次の項目を分けて確認しましょう。
- 賃料:毎月支払う基本的な家賃
- 共益費・管理費:共用部分の維持管理などに必要な費用
- 消費税:事業用賃貸では課税対象となる場合が一般的
- 看板使用料:建物外部や共用部に看板を設置する費用
- 水道光熱費:個別契約か、建物側の請求方式かを確認
- その他の費用:ゴミ処理費、空調費、駐車場代など
例えば、賃料25万円の物件でも、共益費やその他の費用を含めると、毎月の支払額が30万円を超える場合があります。
事業計画を立てる際は、広告に表示された賃料ではなく、毎月の固定費総額で比較することが大切です。
4. 貸店舗・貸事務所・居抜き・スケルトンの違い

テナント物件にはさまざまな種類があります。開業する業種や内装へのこだわりによって、適した物件は変わります。
貸店舗|お客様の来店を前提とした物件
飲食店や美容室、物販店、サービス店舗などで利用することを想定した物件です。
道路からの見え方、入口の位置、看板設置の可否などが重要になります。
飲食店の場合は厨房設備、排水、換気、ガス容量などの条件も確認しなければなりません。
貸事務所|企業の業務拠点として利用する物件
貸事務所は、デスクワークや打ち合わせなど、事務作業を主な用途とする物件です。
インターネット環境、空調設備、会議室の確保、セキュリティなどが選定ポイントになります。
ただし、事務所として募集されている物件でも、来客型の店舗営業が認められるとは限りません。美容サロンやスクールなどとして利用したい場合は、事前に貸主へ確認する必要があります。
居抜き物件|既存設備を活用して開業を目指す
居抜き物件とは、前のテナントが使用していた内装や設備などが残された物件です。
飲食店であれば厨房やカウンター、美容室ならシャンプー台などが設置された状態で募集されることがあります。
既存設備を活用できれば、内装工事の費用や期間を抑えられる可能性があります。
ただし、設備が古い場合には修理や交換が必要になることもあります。また、設備の譲渡代金が別途必要なケースもあります。
スケルトン物件|内装を自由に計画したい方に
スケルトン物件は、内装や設備が撤去され、建物の構造部分を中心とした状態で引き渡される物件です。
店舗のコンセプトに合わせて内装を計画しやすい一方、床・壁・天井・空調・給排水設備などの工事が必要になることがあります。
特に飲食店は設備工事の費用が大きくなりやすいため、賃料だけでなく開業までの総予算で比較する必要があります。
5. 業種別に見る本町のテナント選び
飲食店・カフェ|平日の客層と営業時間を意識する
本町で飲食店を開業するなら、まず周辺のオフィスワーカーを対象にするのか、目的来店のお客様を中心にするのかを考えましょう。
ランチ需要を狙う店舗なら、昼休みの時間帯の人通り、近隣の競合店、テイクアウト需要などが重要です。
夜の飲食を主体とする場合は、仕事帰りの動線や周辺店舗の営業時間、夜間の人通りなども確認します。
また、飲食店では「軽飲食可」と記載されていても、すべての調理が認められるわけではありません。
焼肉、ラーメン、揚げ物などの調理を予定している場合は、排気や臭気への対応、建物の利用規約を確認しましょう。
美容室・ネイルサロン・エステ|立地と設備の両方を確認
美容関連の店舗では、駅からのアクセスに加えて、室内の雰囲気やプライバシーの確保も大切です。
予約制のネイルサロンやエステサロンなら、2階以上の小規模テナントも候補になります。
美容室ではシャンプー台の給排水設備、給湯能力、電気容量などを確認しましょう。
業種によっては保健所への届出や営業許可などが必要です。内装工事を始める前に所管行政機関へ相談しておくと安心です。
クリニック・医療関連施設|患者の利用しやすさを優先
医療関連施設では、交通アクセスだけでなく、エレベーターの有無、バリアフリー対応、共用部分の使いやすさなどが重要です。
診療内容によっては特殊な設備や工事が必要になるため、建物側の設備条件と法令上の要件を確認する必要があります。
物販・ショールーム|視認性と商品の搬入動線に注目
アパレルや雑貨の販売、企業向けショールームなどでは、商品の展示方法やターゲット顧客との接点を考えます。
一般消費者向けの店舗なら通行人からの視認性が重要ですが、予約制のショールームなら上層階でも検討できる場合があります。
商品を頻繁に搬入する業種では、エレベーターの大きさ、荷捌きスペース、車両の停車場所なども確認しましょう。
オフィス・事務所|業務効率を重視する
企業のオフィスでは、駅からの距離のほか、従業員数に適した広さ、通信環境、空調、会議スペースなどが重要です。
来客や商談が多い企業では駅近の物件が便利ですが、デスクワーク中心であれば、少し駅から離れた物件も比較することで選択肢が広がります。
6. テナント契約に必要な初期費用
テナントの契約では、賃料以外にもまとまった初期費用が必要になります。
物件によって条件は大きく異なりますが、主に次のような費用を想定しておきましょう。
| 費用項目 | 内容・確認するポイント |
|---|---|
| 敷金・保証金 | 賃料の数か月分など、契約条件によって異なる |
| 礼金 | 貸主に支払う返還されない費用。設定されていない物件もある |
| 仲介手数料 | 不動産会社に支払う費用 |
| 保証会社利用料 | 加入が必要な場合に発生する費用 |
| 前家賃・共益費 | 契約時に前払いする賃料・共益費など |
| 火災保険等 | 必要となる保険の種類や補償内容を確認 |
| 造作譲渡代金 | 居抜き設備などを譲り受ける場合の費用 |
| 内装・設備工事費 | 店舗の内装や設備を整えるための費用 |
| 開業準備費 | 什器、備品、広告宣伝費など |
初期費用は具体的な金額でシミュレーションする
例えば、月額賃料30万円のテナントで、敷金が賃料6か月分という条件なら、敷金だけで180万円が必要になります。
これに礼金、仲介手数料、保証会社利用料、前家賃、内装工事費などが加わります。
特に飲食店では、厨房設備や換気設備の工事に費用がかかる場合があるため、予算に余裕を持たせておくことが重要です。
家賃の安さだけで決めない
月額賃料が安くても、設備工事に多額の費用が必要であれば、開業時の負担が大きくなります。
反対に、賃料が多少高くても、既存設備を利用できたり、集客に適した立地だったりすることで、事業計画に合う場合もあります。
月々の固定費、初期投資、売上見込み、運転資金を合わせて判断しましょう。
7. 内見時に確認したい10のチェックポイント

本町でテナントを内見する際は、室内の広さや内装だけでなく、建物の設備や周辺環境まで確認しましょう。
1. 駅からの実際の徒歩距離
募集資料の徒歩分数はあくまで目安です。利用する改札から実際に歩き、信号待ちや道路の横断、駅構内の移動なども確認しましょう。
2. 店舗の視認性と入口の位置
路面店の場合は、歩行者から入口が見えるか、看板が目立つ場所に設置できるかを確認します。上層階なら案内看板やエレベーターの分かりやすさが重要です。
3. 平日・休日の人通り
平日の昼間、夕方、土日祝日など、時間帯を変えて周辺を確認しましょう。飲食店の場合は特に、営業時間中にどのような人が通るかを調べることが大切です。
4. 電気・ガス・給排水設備
業種に必要な容量や設備が確保できるかを確認します。設備の増設には建物側の制約がある場合もあります。
5. 空調・換気設備
エアコンの設置状況、更新時期、換気能力、排気ルートを確認します。飲食店では特に重要な項目です。
6. 看板の設置条件
外壁、入口、共用部分などに看板を設置できるか確認します。設置可能な大きさやデザインに制限がある場合もあります。
7. 営業時間の制限
建物によっては営業時間や入退館時間に制限があります。夜間営業を予定している場合は、契約前の確認が欠かせません。
8. 音・臭い・振動への対応
飲食店、ジム、スタジオなどでは、隣接テナントや上階の利用者への影響を確認します。設備工事や営業方法の制限につながる場合があります。
9. 建物の共用部分と管理状態
エントランス、廊下、トイレ、エレベーターなどの管理状況を確認します。来店客が利用する建物では、共用部分の印象も重要です。
10. 退去時の原状回復条件
入居時の内装工事だけでなく、退去時にどこまで設備を撤去する必要があるかも確認します。スケルトン返しが条件になっている場合は、将来の退去費用も考慮しましょう。
8. 契約前に知っておきたい注意点

営業できる業種かどうかを必ず確認する
店舗利用可能と表示された物件でも、すべての業種が認められているわけではありません。
例えば、軽飲食は認められていても重飲食は不可、事務所利用は可能でも不特定多数のお客様が出入りする店舗は不可、といったケースがあります。
申込みをする前に、予定している業態、営業時間、設備工事の内容を貸主または管理会社へ具体的に伝えましょう。
用途地域・建物用途・消防設備を確認する
建物の利用には、都市計画上の用途地域や建築基準法、消防法などが関係します。
大阪市消防局は、新たに店舗を始める場合や建物の用途を変更する場合などについて、消防署への事前相談を案内しています。
また、必要なケースでは「防火対象物使用開始届出書」を建物の使用開始日の7日前までに届け出る必要があります。
内装変更や業態変更によって、新たな消防用設備が必要になる場合もあるため、契約・工事前の確認が重要です。
飲食店は営業許可の取得も必要
飲食店を開業する場合は、食品衛生法に基づく営業許可などの手続きが必要です。
厨房や手洗い設備などに関する施設基準があるため、内装工事の計画段階から行政機関に相談しましょう。
詳しくは大阪市「飲食店等の食品衛生法に基づく営業許可」を確認してください。
普通建物賃貸借契約と定期建物賃貸借契約の違い
テナントの契約では、契約の種類も重要な確認項目です。
普通建物賃貸借契約と定期建物賃貸借契約では、契約期間終了時の取り扱いが異なります。
定期建物賃貸借契約は、原則として契約期間の満了により更新なく終了する契約です。引き続き利用するには、貸主と借主が合意して再契約する必要があります。
長期間の営業を予定している場合は、契約期間や再契約の可否、途中解約の条件などを十分に確認しましょう。
居抜き物件は造作譲渡の内容を明確にする
居抜き物件では、残された設備がすべて無償で利用できるとは限りません。
譲渡される設備の範囲、所有権、故障時の対応、撤去義務などを確認しましょう。
特に厨房機器や空調設備などは、実際に作動するかを確認しておくことが大切です。
9. 本町で希望に合ったテナントを探す方法
最初に希望条件を整理する
物件を探し始める前に、次のような条件を整理しておくと効率的です。
- 利用目的:店舗、事務所、ショールームなど
- 業種:飲食、美容、物販、サービス、事務所など
- 希望エリア:本町駅周辺、堺筋本町、靱本町など
- 希望面積:必要な坪数と最低限確保したい広さ
- 予算:賃料・共益費を含む毎月の支払上限
- 階数:1階路面店が必要か、上層階でもよいか
- 物件の状態:居抜き、スケルトン、事務所仕様など
- 入居希望時期:いつまでに開業・移転するか
ポータルサイトでは条件を広げて検索する
「本町 テナント」というキーワードだけでなく、業種や物件の種類を組み合わせて検索すると、目的に合う情報を探しやすくなります。
例えば「本町 貸店舗」「本町 居抜き」「本町 貸事務所」「本町 路面店」「本町 美容室 テナント」などの検索方法があります。
また、本町駅から徒歩圏内の物件でも、住所が西区靱本町や立売堀、中央区南本町や久太郎町などになる場合があります。駅名だけでなく、周辺の町名から探すのもよい方法です。
気になる物件は実際に現地を訪れる
写真や間取り図だけでは、周辺の人通りや騒音、看板の見え方、建物の雰囲気までは分かりません。
候補物件を絞り込んだら、できるだけ現地を訪れて確認しましょう。
店舗の場合は、営業予定時間帯に現地を訪れると、周辺環境をより具体的に把握できます。
不動産会社に事業内容を具体的に伝える
本町でテナントを探す際は、事業用物件を取り扱う不動産会社へ相談する方法もあります。
「飲食店を開業したい」という希望だけでなく、調理内容、営業時間、必要な設備、客席数、予算などを具体的に伝えましょう。
条件が明確になることで、営業できない物件を除外し、希望に合う物件を効率的に比較しやすくなります。
10. 本町のテナント探しに関するよくある質問
Q. 本町で10坪程度の小さなテナントは借りられますか?
本町駅周辺では、小規模な貸店舗や貸事務所も募集されることがあります。
ただし、希望する階数、業種、設備などによって利用できる物件は異なります。
小規模な店舗では、客席や作業スペースに加えて、収納やトイレ、設備の設置場所も考慮し、実際に使用できる広さを確認しましょう。
Q. 本町で飲食店を開業するなら1階の路面店がよいですか?
通行人の来店を期待する店舗では、1階路面店が有利になる場合があります。
ただし、予約制の飲食店や目的来店型の店舗などは、上層階や地下階でも営業形態に合う場合があります。
立地と賃料だけでなく、看板の設置、入口の分かりやすさ、集客方法なども考慮しましょう。
Q. 本町と堺筋本町、テナントを借りるならどちらがおすすめですか?
本町駅周辺は御堂筋線・中央線・四つ橋線を利用でき、交通アクセスを重視する事業にとって便利です。
一方、堺筋本町駅周辺は中央線・堺筋線を利用でき、船場センタービルをはじめとする商業施設や事業所などが集まっています。
どちらが適しているかは、取引先へのアクセス、ターゲットとなる客層、賃料、希望する物件の設備によって異なります。
Q. 事務所物件を美容サロンとして利用できますか?
物件によって異なります。事務所としての利用のみが認められている場合は、美容サロンとして営業できないことがあります。
また、営業内容によって行政上の届出や設備基準が関係する場合があります。必ず貸主・管理会社および所管行政機関に確認してください。
Q. 本町で家賃を抑えてテナントを探す方法はありますか?
駅からの距離、階数、建物の築年数などの条件を少し広げることで、選択肢が増える場合があります。
予約制の店舗や事務所であれば、上層階の物件も比較するとよいでしょう。
ただし、賃料が安くても設備工事や維持費が高額になる場合があるため、契約条件を含めた総費用で判断することが大切です。
11. まとめ|本町のテナント探しは立地と事業内容の相性が重要
大阪の本町は、主要ビジネスエリアへのアクセスに優れ、オフィスや飲食店、物販店、美容サロンなど、さまざまな事業の拠点を検討できる街です。
一方で、御堂筋沿いのオフィス街、堺筋本町の商業エリア、靱本町周辺など、場所によって周辺環境や店舗の特徴は異なります。
本町でテナントを選ぶ際は、次の5つのポイントを意識しましょう。
- 事業内容やターゲットに合ったエリアを選ぶ
- 賃料だけでなく共益費や初期費用を含めて比較する
- 必要な設備や営業可能な業種を事前に確認する
- 時間帯を変えて現地の人通りや周辺環境を調査する
- 契約期間、原状回復、工事条件などを十分に確認する
テナント選びでは、条件の良い物件を見つけることだけが目的ではありません。事業を無理なく継続できる場所を選ぶことが何より重要です。
希望する業種や予算、必要な広さを整理したうえで、複数の物件を比較してみましょう。
本町・堺筋本町・靱本町周辺で貸店舗や貸事務所をお探しの方は、ぜひ当店までお気軽にご相談ください。ご希望の条件や事業内容をお伺いし、テナント探しをサポートいたします。
出典・参考情報
※賃料・統計データは2026年10月時点で確認した公開情報を参考にしています。募集条件や市場状況は変動するため、実際の契約時には最新の物件情報をご確認ください。
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